いつもご愛顧ありがとうございます。
プレーン派が多いと聞いて胸を撫で下ろす人がいます。誰あろう梅ちゃん本人です。
梅ちゃん曰く「竹園の美味しい牛肉を入れて味が完成するようにカレーを作ってきたので、そこから牛肉を引いた味を整えるのは意外と大変だった」そうです。
竹園の牛肉を生かすという命題があった梅ちゃんにとって、牛肉を入れずにカレーの味を整えるのはさぞかし大変な事だったと思います。
しかしながら、この逆算の商品開発がプレーンが際立つ結果になるから料理は面白いと言えるのではなあいでしょうか。
苦心に苦心を重ねた梅ちゃんが辿り着いたのが、「牛肉だけではなく、どんな具材にも合うベースを極限まで追求しよう!」という答えだったのです。
結果、ベースとなるプレーンが出来上がり、それ単体でも美味しく、どんな具材とも親和性の高い素材性すらも含む究極のカレーになったのでした。
梅ちゃんは「従来通りの牛肉ありきで味を整えていたらこのカレーは生まれなかった。具を入れないというとても難しいお題を出されたからこそ出来上がった味なんだよ」と語っています。
袋から開けてご飯にかけるだけでコクもキレも味わえるうめちゃんカレー、その美味しさの秘密は、やはり梅ちゃんの「美味しさへのあくなき追求心」だったのです。