梅ちゃんとカレーの話

いつもご愛顧ありがとうございます。

昨日のブログで梅ちゃんカレー開発時に梅ちゃんが頭を抱えて悩んだことを書きましたが、引退後に酷なこと強いてしまったと反省しております。しかし、結果素晴らしいカレーが完成したので本当に良かったと思っております。

梅ちゃんにとってカレーは一番最初に作った料理なのかもしれません。高校野球の昼食に欠かせなかったようですし、プロ野球滞在中はいつでも食べれる軽食として常に仕込んでいたようです。
竹園はお肉で名を馳せた宿でしたので、「専門店のカレー」というよりは、「お肉を美味しく食べさせる為のカレー」というものを目指したそうです。

現在も竹園に残る「野球カレー」は、この梅ちゃんの「お肉を美味しく食べてもらう為のカレー」なのですが、実はもう一つ梅ちゃんが手がけていたカレーがあるのです。

竹園が木造旅館に鉄筋の建物を「新館」として新設した際、入り口横に「グリル」というレストランをオープンしました。当然、その店を任された梅ちゃんは、竹園の肉料理の他に定番となるカレーライスの開発に着手します。「お肉を美味しく食べさせるカレー」という野球カレーをベースにしながらも、「専門店のカレー」のエッセンスを加えた梅ちゃん独自のカレーに取り組んだようです。

甘みと辛味の両立、そしてその辛さはスッキリ爽やかな辛さに、その方向性で作り上げたカレーこそが、今回商品化した梅ちゃんカレーの原型だったのです。

その後、そのグリルのカレーと野球カレーが融合して、梅ちゃんのカレーが仕上がっていき、引退後に自宅でぢんとらさんのカレー粉を入れて、今の梅ちゃんカレーが完成したのです。

梅ちゃんが手がけた野球カレーは、現在も竹園さんで販売されています。元を辿れば同じ味の兄弟といえるカレーですが、食べ比べると、その違いがハッキリとわかります。

「お肉を美味しくたべさせる為のカレー」である野球カレーには、本当にお肉がたくさん入っています。

「カレー好きの為のカレー」を追求した先に完成した「梅ちゃんカレー」に具材が入っていないのは必然なのかもしれません。