梅ちゃん餃子のお話・その2

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前回は梅ちゃんの「シーズン」中、どのように梅ちゃん餃子が出されていたか、その高校野球編をお届けしました。
今回は、そのプロ野球編をお届け致します。

竹園に宿泊したプロ野球の球団は、昭和30年代から現在に至るまで長く宿泊している読売巨人軍、その次に長く宿泊している中日ドラゴンズの他、東映フライヤーズ(現在の北海道日本ハムファイターズ)や産経アトムズ(現在のヤクルトスワローズ)が宿泊していたそうです。
ウェスタンリーグに属する中日ドラゴンズのファームが滞在する時は長い時で一週間という期間になりますが、通常は甲子園での三連戦での宿泊になるので、梅ちゃんが用意するのは3日分の食事(前入りする場合は4日分)になります。

その中で梅ちゃん餃子は昼食に出されていたようですが、三連戦の昼食のローテーションは以下のように決めていたようです。
・天ぷらうどん+コロッケ
・うな重+煮麺
・ラーメン+餃子
上記のローテーションの他、勿論お肉料理や季節限定のメニューもお出ししてたようですが、基本はこのローテーションがベースとなっていたとのことです。

ここでも高校野球にお出ししていた時同様、餃子はあくまでもラーメンとのコンビでの登場だったようです。梅ちゃん餃子に羽が付かなかった理由を書いた時にも記しましたが、早く簡潔に机上の場所を取らずにお出しする為に、長方形のお皿に縦に並列、一人前7個での提供だったとのことです。

試合前の選手の皆さんに提供する以上、胸焼けするような味にしてはいけない、そう思った梅ちゃんが辿りついたのが、野菜多めでアッサリしつつも、しっかりと主張する味付けなのです。
梅ちゃん餃子が、幅広い年齢層の方々から愛される理由は、実は「試合前の選手の為」という味付けにあったということになります。
単体でもしっかり主張し、ラーメンの隣にもちゃんと収まる。そんな主菜にも副菜にもなる餃子なのです!

ラーメン+餃子の日は、ご飯と一緒に炒飯も提供されていたようで、ラーメン+餃子+炒飯の中華定食としても楽しめることから、選手の皆さんからの人気も高かったようです。

梅ちゃん餃子が単体でも副菜でも存在感を示す味として完成したのは、この提供する形によるところが大きかったのではないかと思います。

次回はいよいよ長嶋さんが梅ちゃん餃子を気に入る経緯をご紹介したいと思います。